トルコ・ブルガリア・ギリシャ周遊記(2020/02)⑤

ブルガリア / Bulgaria 🇧🇬

旅行記第5弾、ブルガリア2日目になります。あいにくの雨でしたが、1日目に行けなかった場所をメインで巡り、翌早朝の飛行機でアテネに向かいます。また、最後までブルガリア料理を食べ尽くします!旅行自体は6日目になります。

●前回の記事はこちら!

トルコ・ブルガリア・ギリシャ周遊記(2020/02)④
旅行記第4弾、遂にブルガリアに入ります!旅行全体としては5日目になります。夜行列車でのイスタンブール出発後から、ソフィア到着まで(途中ハプニングあり)、また到着後のソフィア観光について記載してます。

6日目:ソフィア

朝食(McDonald’s)

各国のマックの違いを見るのは、楽しいのですが、朝食がてら行ってみました。昨今のブランディングでマックの雰囲気はかなりお洒落になりましたが、筆者が訪れた店舗はなんと、旧バージョンのマックが残ってる!(SerdikaⅡ駅の近くです)

懐かしさを感じる外観
この内装、見覚えありますよね!

価格は物価よりも高く感じました。日本ではあまり見ないラップタイプを頼みましたが、味は特に驚くことも無く、、、

マクドナルド · Sofia Center, Knyagina Maria Luisa Blvd 23, 1000 Sofia, ブルガリア
★★★☆☆ · ファースト フード店

大統領府(交代式)

本日はあいにくの雨ですが、まずは大統領府前で行われる交代式を見に行きました。通常毎正時頃行われているそうです。ヨーロッパあるあると言われればまあそうなので、目新しいわけでは無く。また西側諸国などと比べると、あまり派手な交代式ではありませんでした。雨だったからか、客も全然おらず、ゆっくり落ち着いて見学することができました。

始まりました。見学者は我々だけでした。笑
雨の中でも顔色一つ変えずに行います。
Presidential Palace of Republic of Bulgaria · Sofia Center, Knyaz Alexander Dondukov Blvd 2, 1000 Sofia, ブルガリア
★★★★☆ · 州政府事務所

聖ギオルギ聖堂

上図の左側にある門をくぐると、小さな教会がありました。こちらは聖ギオルギ聖堂と言って、ソフィアで一番古い建物だそうです。建てられたのは、4世紀のローマ帝国時代だそうで、モスクとして使われていた時代もあったそうです。

大統領府の中(?)にある、聖ゲオルギ聖堂
中国語では無く、日本語の張り紙が。日本人観光客が多いからか?
外に出ると、各国の旗がついた高級車が沢山。なんだったんだろう、、、
聖ゲオルギ聖堂 · Sofia Center, Knyaz Alexander Dondukov Blvd 2, 1000 Sofia, ブルガリア
★★★★★ · 正教会

次の目的地に向かう途中で少し番外編。ソフィアでは色々なところで水汲み場があるのですが、なんと温泉とのこと!匂い・味は少々温泉(硫黄)感がありますが、お兄さんもごくごく飲んでます。

少し飲んでみましたが、確かに温泉でした!

トラム

さて、早めのお昼ご飯へということで、事前に見繕っていたブルガリア料理屋に行きますが、少し遠いのでトラムに乗りました。切符は車内で買うことができます(1.6ブルガリアレフ=約100円)。地下鉄・バスも同料金で、1日券もあるとのことでした(4ブルガリアレフ=250円弱)。

新型の車両もありましたが、古いタイプが多く他国より味があります。
買ったチケットを自分でガチャコンするタイプです。
ICもあるようでしたが、買い方はわからず。
世界の車窓から。

昼食(Izbata Tavern)

意外と(?)ブルガリア料理のお店はググっても見つからず、いくつかある1つのお店に行きました。ここで我々が食べたかったのは、ブルガリアのヨーグルトを使った料理とサルミ、いわゆるブルガリア版のロールキャベツです。

伝統時なインテリアです。
Shumensko Wymehcko

さて、料理が運ばれてきました。まずは食べたかったヨーグルト料理。2つ頼んでしまいましたが、味のベースは見ての通りヨーグルト。店員さん曰く食べ方の違いということで、どちらか1つで良いと思います。笑

下図の左がスネジャンカと言って、きゅうりとヨーグルトのサラダ。そして、右がタラトルという冷製ヨーグルトスープで、こちらもきゅうりとヨーグルトを使っています。ヨーグルトを使っていても甘いわけではなく、ご飯として食べられます。冷製なので、タラトルは主に夏に食べられるそうです。

スネジャンカ(左)とタラトル(右)

メインのサルミが運ばれてきました。普通のロールキャベツと違うのは、サルミの中にはお米が入っています。また、食べたものはキャベツで巻かれていましたが、葡萄の葉で巻かれているものもあるそうです。ちなみに、葡萄の葉を使った料理は、ギリシャで食べることができました。

味については、トマトやパプリカが使われているため、日本人にも馴染みがあり食べやすいです。パプリカはやはり中東欧を感じますね。

キャベツがザワークラウトのような感じがしましたが、実は葡萄だったのか、、、?笑

店員さんも凄いフレンドリーでご飯も美味しかったです。アレクサンドル・ネフスキー大聖堂に比較的近いので、訪れた後に行かれるのが良いかもですね!

Izbata Tavern · Sofia Center, Slavyanska St 18, 1000 Sofia, ブルガリア
★★★★☆ · ブルガリア料理店

●公式サイト(英語のメニュー有)
https://tavern.izbata.bg/en/menu/

市内散策

ご飯を食べた後は、さらに雨が強くなってきました。遠くに行くのはちょっと、、、ということで、市内をもう少し回ることにしました。

上で述べたように、昼ごはんのお店がアレクサンドル・ネフスキー大聖堂に近かったので、もう一度行くことにしました。厳かな雰囲気で、何度行っても良い場所でした。

やりたかったやつを、、、笑
皆撮ってたので、よかったのかな、、、?

タイミングが合わず観にはいけませんでしたが、Cskaソフィアのバスが。まだ中東欧で生でサッカー観れてないので行きたい、、、

地下鉄

地下鉄にも乗ってみました。前回の記事の通り、値段は一律です(約100円)。

旧ソ連感が強いです。内装にこだわっている感じがしました。
想像よりも新しい車両でした。ちょっと古い東京メトロの車両くらい。

夕食(Contessa)

時が経つのは早いですが、もうブルガリアでの最後の晩餐です。最後までブレず(?)にブルガリア料理店へ、まだまだ食べてないものがありますので、、、

またKamenitzaを。なぜかグラスはStellaですが、、、

ブルガリアで食べたかったものの1つのムサカ。グラタンやラザニアに近い料理です。日本人にも合う味付けで、またゴロっとジャガイモが入っていて食べ応えもありました。ギリシャやトルコにもありますが、ブルガリア版はやはりヨーグルトが決め手。下の図の通り、ソースのような感じでも大量のヨーグルトが付いてました!

ギリシャでも食べましたが、少し違いました。ギリシャ版は別記事で。
これがブルガリアンスタイル。隣の野菜スープも美味しかったです。

一緒に頼んだのは、ブルガリアのケバブであるケバプチェ。ブルガリアのケバブは細長いのが主流だそうです。トルコのキョフテのようにスパイスが効いていて、美味しかったです。

さてお会計と思いお金を出したところ、店員に笑われ何かと思いきや、紙幣がトルコリラでした、、、なので走って近くの銀行へ。とは言え海外の銀行あるある、夜は鍵がかかっていてピンチでしが、丁度良いタイミングで人が来てなんとかお金を下ろすことができました、、、

確かお兄さん、ありがとう、、、
Contessa · Pirotska St 78, 1303 Sofia, ブルガリア
★★★★★ · レストラン
帰り道にあったお店。ソフィアにはナッツを売っているお店が多かったです。

出発まで

意外と時間が余ったのと、お金も余っていたのでスーパーやドラッグストアでお土産を買い足しました。買ったものの紹介は別記事で。

お土産と別に買ったのは、前日スーパーで多くの種類を見たヨーグルト。流石に食べないとですよね!種類が多かった中でとりあえず安いのを2種類。2.0%と3.6%とあったので、何かなと思い両方買いました。

結構大きいサイズで1つ約60円でした。

数値の違いはおそらく乳脂肪分でした(%の低い方がサラサラしてました)。味については、驚くほど日本でよく売っているヨーグルトと似ていました。ブルガリアヨーグルトが有名なことが、ある意味がよく分かりますね。

右は結構硬めでした。

ソフィア空港へ

アテネ行きの飛行機は朝6時台発だったので、空港で寝るか迷ったのですが、ホテル代がそれほど高くなかったので、2時頃まで寝てから空港に向かうことにしました。タクシーは事前にホテルの人に頼んでもらいました。

ソフィアでは”OKタクシー”という会社が有名と事前に調べていたものの、中には悪質な会社もあるということで(同じ車体の色で”CKタクシー”という似た名前もありました)少し不安でしたが、ちゃんとOKタクシーが来ました。

これはOKですが、CKはよく考えたなーと。笑

タクシーだと、中心部から空港までは大体20分程度です。

空港到着、約900円でした。

ここで、今回2度目のラウンジへ。ソフィア空港にはPriorityPassで入れるラウンジが2つありましたが、そのうちの1つ”Aspire Lounge”に訪れました。後に思い返すと、やはりドバイやアテネと比べるとかなり質素な作りではありました。

朝イチにも関わらず、これまで飲まなかったビールがあったので。Zagorkaというブランドでした、
結構苦め。Hinekenやワイン、Cocacola系もありました。
ソフィア国際空港 · булевард „Христофор Колумб“ 1, 1540 Sofia, ブルガリア
★★★★☆ · 国際空港

さて、出発時間になりましたので、アテネに向かいます。航空会社は西欧でもお世話になったRyanAirです。運賃が1000円で、荷物が3000円という日本では考えられない価格でした。

リラやその他の都市など、他にも行ってみたいところはありましたが、ブルガリアはここまで。あと1日あれば、もう少し足を延ばせたかなと思います。次回からはアテネ到着後についてお届けします!

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