トルコ・ブルガリア・ギリシャ周遊記(2020/02)④

ブルガリア / Bulgaria 🇧🇬

旅行記第4弾、遂にブルガリアに入ります!旅行自体は5日目になります。

●前回の記事はこちら!

トルコ・ブルガリア・ギリシャ周遊記(2020/02)③
旅行は4日目になりますが、トルコでの最終日です。本日もイスタンブールを巡りますが、昨日行けなかった場所をメインに回ります!前日休館日だったアヤソフィアにも行け、少し足を伸ばしてオルタキョイにも訪れました。そして、夜行列車で遂にトルコを出発します。

夜行列車(ソフィア到着まで)

前回、夜行列車に乗り込む前までを記載したので、乗車から記載します。
イスタンブール出発から夜行列車出発地までは、上記のリンクから!

車内について(出発)

イスタンブールでチケットを買った際は、3等と聞いていましたが、、、 想像以上に快適でした。

まさかの個室!
トイレは可もなく不可もなく
各部屋にエアコンが。部屋を暗くすると不気味、、、
各部屋に水道もありました。
なんと冷蔵庫も!しかも、水とジュースが入っていました。

久々の夜行列車しかも個室ということではしゃいでいると、直ぐに出発しました。
チケット確認のおっちゃん達は日本が好きらしく、 “Safe journey”は日本語で何?と聞かれました。良い旅を〜。

チケット確認。陽気なおっちゃんたち。

国境到着(ブルガリア入国)

落ち着いた空間でゆっくりしていると、眠くなったので、一度就寝。
23時半頃に国境到着しました。眠い目を擦りながら、出国/入国審査へ。

トルコ/ブルガリア国境に到着。
出入国手続きへ。
にゃんこが見送りに。また列車に乗り込み、入国手続きをしました。

ソフィア到着、と思いきや・・・

無事入国ができたので、再び眠りにつきました。
翌朝起床時に現在地を確認してみると、、、全然進んでない、、、!
多少遅れることはあるよなと思いつつ、自分達が出来ることは無い為、 ただただ列車に揺られる。

そして遂に列車はとある駅で停車。。。明らかに停車予定の駅では無い小さな駅。

鉄オタらしき人がいたので会話したが、彼らも全く分からない模様。

待てど発車はせず、遂にドアが開いた。
外に乗務員がいたので確認したが、彼らですら発車時刻は知らない模様。
待っていると、普通列車や貨物等は通り過ぎるが、我々の列車が再び動き出す気配は無い。

外に出てみた。ブルガリアに着地。
いつの間にか牽引車がいなくなっている…
たまに普通列車がやってくる。ジャンキーかつボロいけど。
暇なのでホームの階段を降りたが、いつ発車するか分からない為これより先は行けない…

再出発(ソフィア到着)

暇でやることも無いので、部屋に戻る。部屋にコンセントもあったので、電気の心配はない。
この状況についてTwitter等で検索してみるが、何も出てこない。
ソフィアの情報について調べていると、遂に列車が動く。が、逆方向!?
駅が見える少し離れたところに再度停車。また待ちぼうけ。。。

先程まで居た駅が奥に見える。

ありがたいことに、GoogleMapsで調べるとこの路線の時刻表も分かった。
牽引車が無いことを考えると、次の特急(?)で一緒に引っ張られてくのだろうと仮説立てた。
そして、それは現実に。2時間以上待たされたが、最終的に原因は分からずじまい。
とりあえず、動いただけ良かった。。。 遂に、5時間遅れで目的地のソフィアに到着しました。

羊の群れ。山が多いな。
遂にソフィア到着。予定の5時間遅れ。

5日目:ソフィア

駅からホテルまで

イスタンブールで陶器等を買ったことで少し荷物が重くなっており、 トラムでホテルの近くまで向かいたかったが、幾らATMから引き出すか迷った挙句、 歩いて向かうことに、、、

ソフィア中央駅の外観
有名なライオン橋。これ以来ここには来ず。
メルカリ…!? 調べたところ、本物らしいが真相は分からず。

ホテル(Scotty’s Boutique Hotel)

約20分歩き、ホテル到着(結果論、タクシーとか使えば良かったですが、、、笑)。
翌々日早朝の便でアテネへ向かう為、夜のうちに空港へ行くことも考えましたが、ソフィアはホテルも安かった為、2泊分予約(1泊1200円程度)。中心地周辺が良いかなと思い、下記のホテルを選びました。エレベーターがなかった点と、従業員不在で10分程1階のドア前で待たされた点だけは、
残念でしたが、その他は問題無く、従業員のおじさんも優しかったです。

★★★ スコッティーズ ブティック ホテル, ソフィア, ブルガリア
Scotty's Boutique Hotelは、ソフィア中心部、市内のシナゴーグと旧マーケットホール向かいにあり、最近改造済みの歴史ある建物を利用したホテルです。地下鉄セルディカ駅までは徒歩5分です。 Scotty’s Boutique...
1200円とは思えない広さ。
シナゴーグビュー

市内散策①

もう昼時なので、ホテルの人におすすめしてもらったブルガリア料理の店に向かいながら、 市内を廻ります(夜行列車ではお菓子しか食べてない、、、)。

マルテニツァ(露店)

ホテルを出ると直ぐに下図のような光景が。ブルガリアでは3/1がマルテニツァという祝日で、 その際に赤と白の糸で作った飾りを親しい人と交換する伝統があるそうです。
マルテニツァが近づくとこの飾りを売るお店が多く出るらしく、我々がソフィアにいた2日間も非常に多くのお店を見かけました。飾りの種類は非常に様々なものがあり、我々も幾つかお土産として購入しました!

道端や駅に露店がたくさんありました。
非常に様々な飾りが。もはや赤白でないものも。

*マルテニツァについての詳細は下記リンクより(ユーロ・エクスプレス社)

マルテニツァ(Мартеница)の日【ブルガリア情報】
ブルガリアでは3月1日は祝日にあたり、マルテニツァ(Мартеница)の日とされています。マルテニツァとは、ブルガリアでは、春の始まりを祈願する日として伝統行事とともに今日まで受け継がれてきました。マルテニツァはなんと644年頃か.. 中欧旅行ツアー・東欧旅行ツアー情報を中欧×東欧エクスプレスがご紹介。

バニャ・バシ・ジャーミイ / シナゴーグ

また、ソフィアには多種多様な宗教施設があります。モスク・シナゴーグ・キリスト教会(ブルガリア正教・ロシア正教)と小さな都市の中に多くあり、雰囲気の違いを感じることができます。
モスクに関しては観光客が入れる雰囲気があまりしなかったので入らず、 シナゴーグについては入口が分からず入れませんでした。キリスト教会については、後ほど。

Google マップ
Google マップ
モスク。ここは入りませんでした。
東欧感、旧ソ連感たっぷりです。

旧共産党本部

Google マップ
旧共産党本部。サイズも含めて迫力がすごかったです。

Serdika駅近くの遺跡 / 聖ソフィア像

ソフィア市街の中心駅であるSerdika駅の近くに遺跡があります。
こちらは古代ローマ時代の遺跡だそうです。またその近くに聖ソフィアの像もありました。

Google マップ
中心駅近くに遺跡が。これが見つかって地下鉄工事が遅れてるとか。
聖ソフィア像。ソフィアという都市名の由来の1つだそうです。

Vitosha通り

ソフィアのメインストリート(歩行者天国)で、ハイブランドのお店やレストランが軒を並べます。
レストランの種類はイタリアンやアメリカン等ばかりで、ブルガリア料理の店は無さそうでした。
下記の地図は大体の場所になります。

Google マップ
Vitosha通り
マックのハッピーセットのポケモンの描写が古い…?(店内等はモダンタイプでした。)

昼食(The Hadjidragana tavern)

やっとお昼です。上記の通り、ホテルの人におすすめされたブルガリア料理屋へ。
ブルガリア料理について下調べをしていたので、ひとまず有名どころを攻めました。

店内の様子。非常に雰囲気があります。
木のメニューも味がありますね。

昼からビールを。とりあえず一番上に書いてあるのがブルガリアのものだと思い注文。
Starobrnoというブランドになります。書いていてbrno?と思いましたが、調べてみるとまさかのチェコビールでした。メニューにはその他のビールもありましたので、参考まで。

Starobrno

ショプスカサラダは2人では少し多いくらいでした。サラダ自体は普通のサラダでした。

ショプスカサラダ。細かいチーズ(シプネ)が大量にかかっているのが特徴。

ソフィアは山に囲まれていることもあり、きのこもよく取れるそうです。
パンを器にしたポルチーニスープをいただきましたが、筆者はきのこが苦手なので…笑

レストランのSpecial Offer。ラムのスープもありました。

最後に、ブルガリア料理の代表と言えるカヴァルマです。
豚肉や子牛肉と野菜を使ったトマト煮込みです。間違いなく日本人好みな味で、個人的にも非常に美味しくいただきました!上に乗っている卵と一緒に食べるのもGoodです。

カヴァルマ。濃い味で、間違いなく日本人好みな味。

恐らく観光客向けのお店で他の店より高いのだと思われますが、非常に満足度の高い昼食でした。
ぜひ皆さんも行ってみてください!

●GoogleMaps
https://g.page/Izbite?share

●公式サイト(英語のメニュー有)
https://www.izbite.com/en

市内散策②

ビールも飲んで、また天気も良いので、気持ちよく市内散策を続けます。

City Garden

Google マップ
公園(City Garden)では、ちびっこが楽しく遊んでました。

イヴァン・ヴァゾフ国立劇場

CityGardenの隣には国立劇場もあり、外観が綺麗でした。

Google マップ
イヴァン・ヴァゾフ国立劇場。オペラ鑑賞したいものです。

王宮

CityGardenと国立劇場のすぐ近くに王宮があり、有料になりますが内部見学もできます。
我々は翌日、雨宿りに使わせていただくという、少し申し訳ない訪れ方でした…笑

Google マップ
王宮

聖ニコライ聖堂

先ほどお伝えした通り、様々な教会がありますが、こちらはロシア正教会になります。
内部は撮影不可のため、写真はございませんが、暗く厳かな雰囲気でした。

Google マップ
ロシア正教会らしい、玉葱型

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

遂に行きましょう。ブルガリア随一の観光スポット、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂になります。ブルガリア正教会と言えば、という場所になります。

Google マップ
蚤の市のようなものをやっていました。
旧ソ連時代のものか、ピンバッジが多く売られていました。
イコンのようなものも売っていましたが、少々不気味…
遂に!サイズに圧倒されます。こちらも内部は基本的に撮影不可。

聖ソフィア聖堂

こちらはアレクサンドル・ネフスキー大聖堂のすぐ近くにあります。
オスマン帝国時代にイスラム寺院で使われていたこともある、長い歴史のある教会です。
外観・内観含めて他の境界よりも質素な造りでした。

Google マップ
こちらもソフィアの名前の由来だそうです。
こちらは内部も撮影できました。有料ですが、地下にも行けます。

買い物(スーパー)

本日の観光は概ね終わったので、恒例のスーパーでの買い物に行きました。
ソフィアでは主に有名チェーンとして特にVilla、またディスカウントストアのLidlもありました。

ビールは、ヨーロッパということで多くの種類が売られていました。
画像にも見えますが、トルコで買ったEFESはブルガリアの方が安く売っていました。笑

ビールはこのような品揃えでした。

続いて、日本人にとってブルガリアのイメージの象徴であるヨーグルトです!
ビール同様、非常に多くの種類が並んでいました。 実際に買って食べてみた感想は後ほど。

画像に入りきらないくらい、種類豊富です!

中央市場

最後に、東欧ではよく見ますが、ソフィアにも中央市場があるということで行ってみることに。
ホテルから徒歩2~3分のところにあります。内部はそれほど賑わっている様子はありませんでしたが、食料品からお土産まで幅広く売っていました。

Google マップ
東欧によくあるタイプの市場でした。

夕食(Happy Grill)

夕食ですが、昼ご飯が少し遅くなってしまい、また疲れも溜まっている為、 こちらもホテルの方におすすめされたHappyGrillへ。国内で有名なチェーンだそうです。
主にイタリアン(?)メインのファミレスで、簡潔に述べるとブルガリアのガストです。笑
店内は非常に混み合っており、少し待ったほどでした。
ガストよりも賑やかな店内で、値段は安くも高くもなくといったところでした。

Kamenitzaのビール。こちらはブルガリアビールで、最も有名なブランドだそうです。
肉のリゾット
ミートボール
Google マップ

●公式サイト(メニュー)
https://happy.bg/bar-grill-menu/?lang=en

ここで5日目は終了。翌日はブルガリア観光の続き、そしてアテネに向かいます!

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